2008/07/27

白河戊辰祭

  
今日は、白河市で開催された「白河戊辰祭」に行ってきました。

本来ならば、昨日から参加し、戊辰戦争研究会の方々とゆっくりお酒をと思っていたのですが、都合がつかず今日の午後からの参加となりました。

会のイベントに参加するのは、今回で2回目。
本来ならば、新参者としてイベントの準備等をお手伝いしなければならない身。申し訳ない気持ちで一杯でしたが、近所の幼なじみと二人で午後からおじゃますることに・・・。

目的地は白河文化センターでしたが、俺の愛車にはナビは無いのであります。
これが準備不足で、かなり迷いました。
しかし、相棒ペリーの電話による適切な指南のおかげで、開始15分前に到着。本当に申し訳ないです。

「白河戊辰祭」の最大の見所は、「パネルディスカッション戊辰戦争と白河・東北」にて、パネラーとして松平定知氏が参加されること。

「その時歴史は動いた!」は時々観ますが、松平さんのあの声にいつも癒されるのです。
今回は、パネルディスカッションで司会を務める星先生とは、去年9月の「その時歴史は動いた!〜松平容保」以来の競演ということで大変楽しみでありました!

前半の貴重な星先生の講演の後、いよいよパネルディスカッションです。

パネラーは5人。松平さんは中央にお座りになりました。

話の内容は、「戊辰と白河」というより、会津と長州の今後についてに発展。
日本内の兄弟喧嘩のような戦争なのだから、もうわだかまりはいいだろうという意見もあれば、「まだまだ早い!」という過激な意見も・・・。
個人的には、教科書にかかれていた新政府側からの歴史しか知らなくて、ようやくもう一方の歴史を学んでいる最中です。やはり物事には2つの視点から見れないといけないと思って。

偉そうなことは言えませんが、星先生のおっしゃるようにいいライバル関係で、切磋琢磨できればいいと思います。松平氏も民間レベルで深い交流が徐々にできれば・・・と付け加えておられました。
共に元気のない地方都市。仲直りとまではいかなくても、お互いを意識し合えて、かつ共に発展できればいいのでしょうけど・・・難しいのでしょうね、実際。
萩と会津の「焼き鳥日本一」の対決なんて、非常にユーモラスで面白いと思います。(今年は会津が逆転したんですよね!よっしゃあ〜!!)

今回、最も感銘を受けたのは、白河には当時の東軍・西軍、分け隔てなく、戦争で亡くなった人々(1040人)を弔う慰霊碑が、市内各所にあるということ!! 大抵、官軍だけなんですけど、これには驚きでした。
白河には、競馬ではよく来ますが、今度はじっくり腰を据えて観光したいと思いました。
近いといつでも来れると思ってしまって、なかなか来ないものなんです。会津同様にこんなに素晴らしい土地が近くにあるのですから!
今日の午前中の史跡巡りに参加できなかった分、自分の足で確かめたいと思います。

また、研究会のイベントには、毎回参加はできませんが、自分ができることは積極的にお手伝いしなければならないと、蔵六さんの流れる汗と勝さんの痛めた足を見て思った次第です。

まずは自分ができることからというわけで、ホームページになるのでしょうか。
頑張ります!

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