2007/09/25

木村のタッキー

   
SMAPのエース木村拓哉氏。
通称木村のタッキー(こう呼ぶのは私だけ?)。以下、紛らわしいので木村さんのことをキムタクと書きます。

この連休中、俺は彼の主演映画を2本観ました。
「武士の一分」(DVD) と 「HERO」(劇場)であります。

彼の演技力は、確実に上がっていることを目の当たりにしました。今までは、彼の独特のアドリブを観るたびに、役を演じていても本人そのものの感が強くありました。
古い話ですが、フジ系のドラマ「若者のすべて」、「ロン・バケ」や「ラブ・ジェネ」時代のキムタクの印象が強くありました。つい最近まで。

しかしその印象はもう無くなりました。「武士の一分」を観て・・・!
(武士の一物(いちもつ)ではありません。いっぷんでもなく、いちぶんです。ハイ。)
正直、素直にカッコいい・・・。そう思った。もう、それだけで充分です。
アドリブがどうとか、テクニックがどうとか、もうそんなんじゃなくて、同じ男に対しても魅力を発散してくる彼の存在感には脱帽です。ちなみに俺はゲイではありません。
女房役の壇れいさんの好演技もあり、キムタクの演技も迫力があって、最後のシーンも感動させられました。

そしてHERO! 思わず「スクールウォーズ」のテーマソングを口づさみたくなりますが・・・。
話題の映画とあって、映画館は約8割が埋まっていました。
評判通り、涙あり笑いありの素敵な物語に仕上がっていて、充分楽しむことができました。
俳優キムタクについては、コミカルな部分とシリアス部分もよかったですが、中井貴一さんとの絡みでは、やはり中井さんの存在感のほうが上であったように個人的には思います。
やはり字は違えど、中井さんとは絡みにくいのかもしれません。(勝手な妄想ですみません・・・)

いずれにしましても、キムタクもなかなかやるなぁ~という印象です。
俺はイケメン俳優では、竹之内豊派なのですが、これからは今更ですが、キムタクも要チェックだと思いました。

まあ、偉そうに書きましたが、役者はつくづく凄い職業だと思います。
自分の普段の生活の中では、感情を抑えることができなかったりします。たとえば怒りの感情が顔にでてしまったり、本当は嬉しいのにうまく表現できなかったり・・・。
そんな局面を迎えるたびに、役者はすごいと思います。ドラマ「牛に願いを」でのオリラジあっちゃんの三門芝居を観て、ますます痛感させられた次第です。
真の役者たちには、敬意を払いましょう! 

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