2008/12/01

池田香代子さん講演会

  
昨日の日曜日の話になりますが、「世界がもし100人の村だったら」の著者でおなじみの池田香代子さんの講演会に参加してきました。
会場はビッグアイ。テーマは、ボランティアについてでした。

今回の講演へ参加したきっかけは、ボランティアに興味があったとか、何かボランティアを始めようなどという気があったわけではありません。
ただ、最近著名人の講演を聞いていないし、ちょうどレーシック手術も終わったことで、じっくりと人の話に没頭してみようかと思った次第であります。

そもそも100人村の話は、それを題材にしたTVがあるなぁ〜という程度の知識。
100人村の書籍は、チェーンメールから広まったということを始めて知りました。最初は1000人の村だったそうで。

今回の講演のテーマは、「今わたしにできること〜小さな一歩が大きな一歩に」。

今の俺にでも、できることは何なのだろうか?
以下のようなことでも、れっきとしたボランティアになることを知らされ、自分の中に新しい意識が芽生えたことは間違いないですね。

(1)地産地消〜だまってできるボランティア

自給率20%の日本国。しかし20%が食べ残しとなっている事実。まずはそれを無くしていこう。地域で生産された農産物や水産物をその地域で消費 することで、食べ物を新鮮なうちに食べられる。自給率も上がり、健康にもなれる。・・・こうなったら、野菜は毎回JA愛情館(内環状線沿い)で買うっきゃ ない! 妻が言うには、かなり安いみたいです。


(2)フェアトレードの商品を購入する

全体の10%であっても、残りの90%を動かすことができる。まずはフェアトレードの商品を購入し、フェアトレード商品の売上率をアップしていこう。それが奴隷のように働くアジアの子供達を救う一歩になるはず。(ex:チョコレート)
   
地産地消やフェアトレードという言葉は、今回初めて知りました。勉強不足な自分。もっともっといろいろな分野のことを学ばなければならないと痛感させられましたよ!

講演の最後には、池田さん自ら「世界がもし100人の村だったら4」を朗読してくださいました。
しかもバック・ミュージックは、「死んだ男の残したものは(インスト)」で、超・驚きです!!
下山アニキもカバーしている切ないメロディー。最後にとどめを刺された感じです。

景気の悪化をヒシヒシと感じるようになってきましたが、自分だけよければいいという考えを皆が減らし、他人に対する思いやりを忘れずに生きていければ、自ずとハッピーな気持ちになれるような気がします。
公共の乗り物では老人へ席を譲る、ゴミはきちんと分別する、食べ物は残さないなどなど、まずは当たり前のことを確実に実行していくこと。
最初は、それが自満であっても構わないと思っています。
繰り返すことでいい習慣になるだけのこと。まずは意識して実践あるのみです!
  

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