2008/11/06

会津小旅行記

 
数日前の話になりますが、11月3日は祝日でしたので、会津まで観光に出掛けてきました。
会津は、06年春以来かな。
いや、去年の秋に日新館だけ行ってました。

今回の予定目的地は、十六橋、白虎隊激戦の地「戸ノ口」、日新館、喜多方(めーらん、らーめんバーガー)、鶴ヶ城、御薬園など。


■十六橋

マイカーでの旅だったので、郡山より国道49号線を西へ。
猪苗代をなぞるようにして、十六橋へ到着! 

実は7年ほど前に一度、来たことがあるのですが、当時は幕末維新のことなどにはまったく興味がなかったので、大した感動もありませんでした。

しかし今回は違います!!
2つの事実を知りましたから・・・。

まずひとつは、戊辰戦争の際、ここ十六橋で激しい戦いがあった話を知りました。
薩長軍が若松城を攻めるには、この橋を渡らなければなりませんでした。会津軍は西軍の進入を防ぐために橋を破壊しようとしましたが、頑丈な石橋であったため、破壊する前に進入を許してしまうことに・・・。ここでの戦いを「十六橋の戦い」と呼ぶそうです。
現在の橋は小さな車しか通れなくなっていましたが、俺は行っちゃいましたぜぃ!! スレスレでした。俺だけの十六橋の戦いです!!

そしてもうひとつは、明治政府が東北の発展のために、この地へ赴いた大久保利通が、現代にも受け継がれる「安積疎水」の事業を行った。ここ十六橋水門は、今でも猪苗代湖の水位を保持してくれている。郡山市民が美味しい水道水が飲めるのも、大久保のお陰でしょう!
こういった別の角度から歴史を見るのも、大切なことなのかもしれないですね。


■戸ノ口・大野ケ原

西軍が十六橋を超えて、会津方面へ向かうと、戸ノ口原です(写真は大野ケ原でした)。
ここでも激戦が展開された場所のようで、この戦いの後、白虎隊が飯盛山で自刀しまう悲劇が起きます。
ちょうど、戸ノ口へ到着すると、隊士の涙雨なのか、小雨が振り出してきました。
たまたまいらしていたボランティアの方の話では、ここにあった観光者向けの看板は、去年、設置したとか・・・。毎度、感じることですが、こういう方々の善意があるから、我々旅行者はいい旅ができるのだと!! 心から「ありがとうございます!」とお礼を言えて良かったです。


■日新館

去年に続いての日新館。
今回新しい発見は、ここ日新館で日本で初めての給食制度があったとのこと(1806年)。財政に困っていた会津藩は、藩士の給与を減らしてまで給 食を実施していたと資料に書かれておりました。先日、会津の小学校で当時のような質素の給食の配給がニュースでやっていましたが、全国的にどんどんとやっ てほしいもの。不景気、不景気っていっても、飽食の時代なんすよ、現在は! 


■喜多方めーらん

歴史巡りをひと休みして、昼飯を食べに喜多方へ。こちらについては、あとから掲載する「めーらん日記」に綴りたいと思います。
http://tigerjettaizo.blogspot.com/2008/11/blog-post_7104.html


■鶴ヶ城

こちらはついては、「たいぞーがいく」で書きたいと思います。
http://tigerjettaizo.blogspot.com/2008/11/blog-post_4142.html

■御薬園
  
鶴ヶ城を出たのが、17時。すでに「御薬園」は閉館。この日は入場無料だったというのに・・・残念です。


■猪苗代ガラス館内にあるお土産屋

会津方面の帰り道には、必ず買うものがあります。
それがこの「旨美唐がらし ふりかけ(吾妻食品YZ)」(写真3)。
この辛さがたまらないのです〜! これだけでごはんを食べれます。
会津内のお土産さんでは、よく見かけますが、郡山にはありませんので今回は2つ購入しましたよ!



最後になりましたが、会津旅行。やはり半日で多くを観るのは難しい!
次回は時間をかけて、じっくりと訪れたいですね。・・・温泉につかって、日頃の疲れをいやすのもいいでしょう。
いただいた資料によりますと「冬の鶴ヶ城」の企画もあるようです。またすぐに行くことになりそうですね。
 

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