2012/01/09

東山温泉~土方歳三戦傷湯治の岩風呂


正月休みの話になりますが、家族で会津若松の東山温泉に行ってきました。 

こんな身近に住んでいながら、東山温泉に来たのは初めて(お恥ずかしい)。
家族旅行がメインですが、到着するやいなや、一人の時間を30分だけいただいて、土方歳三も浸かったと思われる温泉があった場所に行ってみました。

自分達が宿泊した場所は、温泉街入口にあたる「瀧の湯」。

そこから、歩いて1分のところに、国の文化財に登録されている木造建築「向瀧」が見えてきました。
素晴らしい建築物と雪化粧。見事としか言いようがない!

さらに1分歩くと、「くつろぎ宿 不動滝」へ到着。
さっそく看板が・・・。

岩風呂までくると、何でもないただの岩風呂。
ただし、宇都宮での戦闘で足を負傷した土方さんが浸かったと考えると、まったく違ってみえる!

お風呂で傷を癒している頃に、近藤局長が斬首されています。
そんな中、自分自身は足の怪我で身動きが取れない。悔しくてたまらなかったのではないでしょうか。

そんな時でも何か行動しなければならない。そこで、天寧寺に近藤さんの墓を建立。毎日、お寺に通って、指示を出していたらしいです。

実際に土方が浸かった温泉には、いろいろな説があるようです。
俺が宿泊した「瀧の湯」も、会津藩の公用の温泉施設だったようで、会津藩の推薦で土方がいた可能性もあるとか。。。いずれにしても、真実が分からないからこそ、歴史ファンは空想にふけることができるというもの。
間違いなく、ここ東山温泉に来ていたことは間違いないのですから、それだけで嬉しく思います。状況はどうあれ。。。


12月下旬に久しぶりの会津旅行を計画していましたが、大雪警報があったため、延期になってしまいました。
しかし、久しぶりに会津に来てみて、ゆっくりと歴史に触れたい、早く会津に戻ってこよう! そう痛感した2日間となりました。


歴史を抜きにして、温泉だけを楽しむのなら、東山より芦ノ牧温泉のほうが良いとか!? ぜひ、そちらにも行ってみたいですね! 

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