2011/10/10

田端俊久さん講演会 in 船引

今日も素晴らしいお天気。この三連休は文句の付けようのない秋晴れで、気分も良くなりますね、ホント。

そんな中、今日は船引まで講演会に行ってきました。
おとといは登山で、今日は講演。久しぶりに充実した休みになりました。

今日の講演。中村さんの郡山講演のときにいただいた案内で知り、ずっと楽しみにしていて、「田端さんは、いったいどんな人なんだろう?」「俺たち、東北人を叱咤激励してくれるに違いない」などと勝手な妄想をふくらませておりました。

10時講演開始。
午前中の講演なんて、何か素敵です。頭が冴えているうちに新しい学びを吸収できるなんて!!!

田端さん登場。
会場、そしてステージに深々と一例。礼儀がきちんとされている素晴らしいお方。
確かに怖そうには見えますが、それは中村さんの話からくる先入観もあるのでしょうか。真の優しさが溢れんばかりの穏やかな方とお見受けしました。

今日の講演のテーマは、「日本人力」ということでしたが、日本人=忍耐力というのが主題のようで、我々東北人に「忍耐力」の話は釈迦に説法ということで、急遽テーマが「不屈の精神」に変更となりました。


お話の内容は、中村さんからお聞きしていた行商生活の先のお話。
行商は、たった半年だけのこと。行商だけでは億の借金は返せないと。

海の家を任され、その家が台風に流されてしまった話。野菜の競り市場での事件。安売りの八百屋の話など、どれも、すべてが実話。氏が22~24歳のときの出来事とのこと。
「神は乗り越えられる試練しか与えない」とはいえ、田端さんだからその試練が与えられたのでしょうか。困難のレベルは大なり小なりあるにせよ、自分もすべての身の回りの出来事を真摯に受け止め、そのうえで乗り越える努力をしていかなければならない、そう痛感させられました。

そんな田端さんでさえ、心にはいつも「強気の自分」と「弱気の自分」がいて、いつも僅差で「強気の自分」が勝ってきたから、今の自分があるとのお言葉。
講演会の前も心臓がバクバクで、逃げ出したくなるほどだとか。しかし、本気で喋っているから堂々と見えるのだと! 俺もあがり症なのですが、参考になる一言でした。


田端さんからの最後の教えは、「逃げない。愚痴ない。あきらめない」。
これを思考に満たして行動していけば、それが結果、不屈の精神になるんだと。
特に、愚痴の多い自分には、ドンピシャの言葉をちょうだいしました。
感謝の気持ちで一杯です。



最後に、講演終了5分前に、神の演出とも言える震度4の地震が発生!
そんな恐怖の中でも、先生は「こんなときこそ冷静に。しっかりとこの状況を受け止めなさい」的なお言葉をおっしゃっていました。
「何と、人間力の溢れるお方なんだ!」と俺は地震よりもその場面が印象的でした。地震で一瞬、たじろいでしまった自分が何とも情けない。

今日は、素晴らしい先生のお話を聞けただけでも、自分は幸せ者です。
感動です! 目の前のやるべき事を、逃げずにしっかり対処していくのみですね!!!



帰りには、友人と舞木ドライブインにて食事。
欲張って「特製焼肉定食」を注文したのですが、かなり厚みのあるお肉。
次回は、無難にふつうの「焼肉定食」を食べるとしましょう!
まだお腹一杯ですわ。満腹になるだけでも贅沢し過ぎですね。

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