昨日11/25に、永六輔さんの講演会へ愛弟子と一緒に参加してきました。
場所は、福島県文化センター(福島市)。北福島医療センター開設5周年記念のメイン・イベントとして、我らの永ちゃんが登場!!
3分の1の確率の抽選に選ばれて、非常にラッキーだったと思います。
講演内容は、真面目でお涙ちょうだいものの話が中心かと勝手に思っていたのですが、いざ始まると終始笑いっぱなし! 平均年齢63歳(俺予想)のお客に交じって、34歳の俺も一緒に笑いまくりで、かなりストレス発散になりました。
なぜ話が面白いのか? 改めて分析すると、次の3つが理由でしょうか?
(1) 躊躇せず毒をはく
(2) 適度なシモ話
(3) 時に自虐的
独自のものの見方・考え方を持つ方が(1)~(3)を交えて、テンポよく、絶妙な間(ま)で話をされると、かなりの説得力があります。
話の面白さに加えて、人をひきつける話の仕方というのを、学ぶいい機会でもありました。
おまけとして、昨日のTUFの夕方のニュースの中で、モロに俺と愛弟子が映っていたとのこと。非常にお恥ずかしい。。。
以下は、当日取ったメモを備忘録として残しておきたいと思います。
「 くたびれない生き方 」
■5年という年月は今の私にとって意味のある歳月。妻を見送って夫は平均5年で後を追って亡くなるもの。その逆は妻は平均24年生きる(笑)。(5年前の開設時にも永さんは講演をされたそう)
■寿命より健康寿命~単なる寿命の長さだけではなく、どうすれば充実した人生を少しでも長くおくることができるかどうか。
・健康寿命の長い都道府県 1位:長野県 2位:山梨県
なぜか?→地域の取り組み(30年前から、医療スタッフが出向き、病気にさせないための取り組みを地道に続けてきた結果)。家庭医の存在。
■いい医者の見分け方
1.本当のことを言ってくれる医者
2.話をよく聞いてくれる医者
3.その話がよくわかる医者
4.薬に頼らない医者
5.専門医を探してくれる医者
6.地域の施設に詳しい医者
7.家族のことまで心配してくれる医者
8.セカンド・オピニオンを見つけてくれる医者
9.寂しいとか虚しいとかを理解してくれる医者
■いい患者とは?
1.医療ミスや誤診では驚かない
2.自分で病名を決めない
3.同じ病気の医者を探す
4.命の終わりを考えない
5.医者の前で気取らない
6.遠くの医者より近くの獣医に見てもらう(北海道)
7.奇跡を信じない
8.医者がご臨終と言ったら、死んだフリをする(医者と冗談ができる間柄)
■命の教育を子供たちへ教えていこう
1.食事前のいただきますを省略しないで言う~「(あなたの命を私の命にさせて)いただきます。」
※あなたの命・・・お米、魚、肉、野菜
2.命が誕生したのは約36億年前。私は母から生まれた。母は祖母から生まれた・・・・・
ということは私は36億××歳なんだな。 (何だかデーモン小暮っぽい!?)
■大切なのはコネクション。家族とご近所と仲間(友達)
■長生きするための簡単な方法は?
1.同世代の仲間をたくさん集めて、毎年1回会費(1万円くらい)を集めて、所定の口座へ入金する。
2.最後まで生き残った人が積立金を総取りする。あるいは最後の10人で山分けする。
■笑うことが、免疫細胞の働きを促進させる。
■「いい医者」と「いい患者」と「いい医療施設」があって、「いい医療」ができる。
No comments:
Post a Comment