2007/10/23

會津藩校日新館を訪ねて

    
最近、どうもいかんです。めーらん日記や紀行文など、だいぶ日数が経ってから掲載している気がします。すぐに載せないと、その時の感情や感覚が忘却していくというのに・・・。反省です(TT)。

前回、新潟に行った帰りに訪れた場所というのが、「會津藩校日新館」です。
去年5月には、歴史好きの仲間と会津観光をしたのですが、その際、どういうわけか日新館が抜けてしまっていました。それだけ会津は見所がたくさんあるということでしょう。

まずは総合的な感想を言います。
・・・素晴らしい!! 感動した! また来たい! 以上!

ノン、ノ~ン。まだまだ書きますよぉ~♪

入場料は600円でしたが、安すぎます! 
普通、「○○記念館」というと、昔の写真や資料が並んでいるだけで、「これで500円かよ!」という突っ込みを心の中でつぶやくわけですが、日新館に限ってはそんなことはありませんでした。もう、見所満載です。

場内をルートに従って見学するのですが、まずは幕末の会津藩の概要を知ってもらうためのVTR(15分)を観た後、授業をしていた部屋を鑑賞。

さらに場内を進んでいくと、畳の大きな部屋にたどり着き、博識のありそうなお爺さんが講話をしていた。15分近くためになる話を聴くことができました。
もちろん、「ならぬものは、ならぬものです」のフレーズは何回も登場したことは言うまでもありません。

それから大きな講堂へ。ここには孔子が祀られており、そこには受験生らの合格祈願のたくさんの絵馬がありました。
講堂を抜けると、資料館。会津藩士のその後の活躍がわかり、非常に勉強になりましたね。 資料室はひとつだけではなく、「幕末歴史資料館」というのもありました。ここで俺は、九州の地で16歳という若さで切腹した「郡 長正」の存在を知りました。会津藩といえば「白虎隊」が一番有名かも知れませんが、彼のエピソードは最も印象に残りました。

さらに進むと、「弓道場」が! 代金を払えば弓道を体験することができるらしい(今回はトライせず・・・)
まだまだ続きます。続いて進むと、当時の天文台があり、そこに登ることも可能。ここに登って、会津の景色を見渡しました! サイコーです。
馬小屋には何頭か馬がいて、大河「風林火山」に出演したお馬も2頭ほどおり、
「あ~、あの馬ね! 知っている、知っている!」と俺は思わず言いたくなりましたが、嘘はならぬもの。黙って言葉を飲み込みましたよ・・・。

と、まあ、一気に書いてみましたが、日新館の魅力をうまく伝えることはできていないでしょう。ただ、歴史好きにはたまらない観光地といえるはずです!
最近は、俺的に容保ブームが起きています。星亮一氏の「松平容保」を読み終え、先週の「その時歴史は動いた(容保特集)」も、もちろん観ました。

歴史は本や映像を通じても当時を想像することはできますが、やはりその地に赴くのが一番だと思います。たとえ再建設された建物や城でも、当時の資料を参考にして作られているわけですから、心からその場所を感じることができるかいなかは自分次第だと思っています。
 
会津に行く機会がありましたら、「日新館」は忘れずに行きましょう(笑)!!
  

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