2007/10/20

箱が変わっても・・・

  
昨日10/18で、同じ会社の先輩が退社した・・。

俺が仙台支店勤務時代(24~25歳頃)に、仕事の厳しさ、プロとしての心構えなどを教えてくれた俺にとって大切な人。今の会社に入社して10年以上になるが、俺のためを思って叱ってくれた人って、本当にごくわずかなのだ。

もともと、先輩とは家が近所で、同じ中学であることを入社1年目で知る。
2つ上の先輩なので、俺が中1のときに、中3だったことになる。
俺は中学時代は野球部に所属していて、同姓同名の先輩がにいた(2つ上)。同じ名前ということでキャッチボールをしたり、随分と可愛がってもらった記憶(普通の意味です)がある。その退社した先輩と同姓同名の先輩はクラスメイトだったらしい・・・。世間は狭いね。

話を戻すと、仙台支店時代にその先輩とはトータルで1年くらい一緒に仕事をしたかな。仕事は主に東北各地の会社・公共施設などのLAN工事が中 心。古い建物では天井をもぐって作業したり、床下をほふく前進したり。我々はそれらを地上戦・空中戦などと表現し、楽しく仕事をしたものだった。
正直、徹夜も何度かあった。しかし、いつも隣にいた先輩からは、弱音を聞いたことはなかった。現場を仕切っている精神的プレッシャーを抱えていて、俺よりも精神的にも肉体的にも疲れていたはずなのに・・・。タフな人だと俺は思った。
キツイ仕事を一緒にしたことで、もともと人見知りの激しい先輩ではあったが、徐々に打ち解けることができた。雪の日に俺が先輩の車を雪掃きをやっ ていたら、「お前、いいヤツなんだな」と言われたことが今でも印象に残っている。ということはそれまでの俺のイメージはどんなんだったのだろう、なんてね (笑)。
そんな先輩と打ち解けて、もう10年近くになるのだろうか? 5年くらい前に先輩も本社勤務になり(ただし部署は違う)、仙台以上のお付き合いをさせていただいた。

その先輩も、来週からはもういない。
現場・現場で会社ではなかなか会うこともなかったが、これからは会社でまったく会えないと思うと、心から寂しさを感じる。自分の精神が不安定なとき、先輩の所に行って何度愚痴を聞いてもらったことか。ただ聞いてくれるだけで、何度それで救われたことか。

しかし辞めても、箱(会社)が変わるというだけで、人間対人間の付き合いは勿論続いていくだろう。頻度は減るかもしれないが、俺は大切な一人の人間としてこれからも先輩を応援していきたいと思う。仰げば尊し、我が師の恩・・・♪

(ちょっとセンチな気持ちで日記を書いてしまいました・・・。)
  

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