2017/10/16

Respect UP-Beatいわき公演(2017/10/14)

フルマラソン明けで、すぐに新しいイベントへ!
家族への後ろめたさを感じながら、友人といわきへ行ってきました。

そうです、初恋の相手に会いに行く感覚・・・、音楽を大好きになったきっかけとなったバンド「UP-Beat」のLiveです!

音楽を本格的に聴くようになったのが、俺は遅くて、高校1年から。
SONYのコンポを高校合格のお祝いで買ってもらえたのがきっかけでした。
その時、友人に紹介してもらったバンドの1つがUP-Beatでした。

当時は、BOOWY(すでに解散)やジュンスカ、ユニコーンが大人気。
もちろん、そのバンドは今も当時もすべて大好きですが、俺にとっての一番は、当時いつもUP-Beatだったことを思い出します。
4枚目、5枚目のアルバムが高校時代でのリアルタイム!
「Under The Sun」アルバムの「Once Again」「Tears Of Rainbow」(どちらもシングル曲)、「Weeds & Flowers」アルバムの「Angel's Voice」「Weeds & Flowers」は、そのコンポで何100回と聴かせていただきました。当時は長方形のシングル盤もすべて購入していたと思います。

高校3年生後半になって、クイーンやオジー(ランディーローズ)が好きになり、段々と洋楽を聴き込むようになっていくわけですが、Up-Beatは大学に行ってからも追いかけていて、19歳のときには仙台でLiveを初体験。しかし、その2、3年後に解散となってしまったわけです。

あれから22年の2017年。
まさか、あのバンドが活動をしていたとは・・・(当時のメンバーは広石さんだけ)。

思えば、震災以降、学生時代に大切だったバンドのLiveを次々と体験できています。
エコーズに始まり、ジュンスカ、ユニコーン。そのとどめとなるには、最高で最強のバンド、それがup-beatになるわけです、私にとっては!


1曲目は3枚目のアルバムのラストの曲で、アップテンポなナンバー「Around The Roulette」! 個人的には「Time Bomb」を期待していたのですが、いい意味で予想を裏切られました。

それにしても、演奏がタイト。様々な経験を積んでいるメンバーなのでしょうか、原盤のドラムは手数が少なくて、おかずがあまりなかったせいか、非常にシンプルなイメージだったので、まずはドラムスのプレイに耳がいきました。
もちろん、ミスターUp-Beatの広石さん。今でも素敵過ぎでした!
MCでは、「なんじゃい、この声!」と体調不良だったようですが、低音ディープVoiceは胸に響きました。

個人的なハイライトは3つ。

1つ目は、「Blind Age」が前曲から間髪入れずに始まった瞬間。
「いつの間にか・・・時だけが過ぎて・・・」
広石さんもおっしゃっていましたが、この曲は今も「色あせない」、素晴らしい名曲だと思います。

2つ目は、「Tears Of Rainbow」の歌詞を自分が完璧に口ずさめたこと。
今回、この曲を事前に予習してはいなかったのですが、頭の長期記憶にきちんと保管されていることに驚きました。

3つ目は、「Angel's Voice」「Dance to The Ruin」「Once Again」「Dear Venus」と大好きな曲の連続演奏でした。
今回のLiveは、MCの時間はきちんとあって、MCが無いときは曲間が短くて、とてもうれしく思いました。チューニングしたり、喉を潤したりする必要があるにもかかわらず、曲と曲の間が短いほど、私は興奮してしまいます。特に好きな曲が連続で続くと、もう最高潮です。それが、今回、一気に4連発! しかも、そのあとにまさかの「Kiss...いきなり天国」とは・・・!

アンコールを入れて、まさかの21曲。
本当に、心からプロってすごいなぁ~と思える素晴らしいLiveでした。

唯一、名曲中の名曲「Weeds & Flowers」を聴けなかったのは残念でしたが、来年は郡山に来てくれる予感もありますので、またLiveに参加したいと思いました。


【セットリスト】

01. Around The Roulette
02. HERMIT COMPLEX
03. Wild West
04. Time Bomb
05. NEWEST WORLD
06. UNDER THE SUN
07. Blind Age
08. Prisoner Of Love
09. Kiss in the Moonlight
10. ボニー&クライド気取って
11. Tears Of Rainbow
12. 太陽へ向かう道
13. Angel's Voice
14. Dance to The Ruin
15. Once Again
16. Dear Venus
17. Kiss...いきなり天国

Encore1:
18. NO SIDE ACTION
19. Black & Red
Encore2:
20. A Day With You
21. NEW DREAM

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