2011/09/04

いざ、エコーズ Live「連帯の日」

 
9月4日。エコーズ、オリジナルメンバーでは20年ぶりの復活Live。
まさか、エコーズが再結成してくれるとは・・・。


思いおこせば、エコーズとの出会いは高校1年のとき。
中学2年くらいから、音楽(特にロック)に目覚めた俺は、有名なアーティストから聴きこむようになった。時期的には80年代後期〜90年初期。バンドブームもあって、ボウイ、ユニコーン、ジュンスカ、ブルーハーツ辺りを好んで聴いていた。

しかし、何か物足りない。
もちろん、聴いていたバンドは大好きだったし、今でも好きだ。ただ、みんなと同じものばかりを聴いている、そんな自分が嫌になっていた時期だった。
当時は人と比べることが生きがいの若かりし高校生。友達が聴いていないマイナーな、いわゆる通なバンドはないか、レンタル屋(創夢館)やミノヤや新星堂のCDを探索した。

そこで手にした1枚のCDが、エコーズの「Dear Friend」というアルバム。
 
衝撃が走った。まずは歌詞。特に「ZOO」を初めて聴いたときは、「何だ、この歌詞?」と最初は思いながらも、噛めば噛むほど味が出るガムのように、どんどん惹きこまれていったのを思い出す。(ZOOは、2000年に菅野美穂ちゃんのドラマ「愛をください」でリバイバルヒットした曲。もともとは川村かおりさんに提供したのが最初だった。)

エコーズにハマった俺は、過去のカタログをすべてチェック。
「Hurts」という5枚目のアルバム、当時はテープにダビングして、擦り切れるほど聴きこんだ(今はCDを買って、iPodに入れて聴いている)。

そして、高2の秋。近所の奥羽大学の学園祭に何とエコーズが来るというので、幼なじみを誘って、Liveへ。これが俺にとっての生まれて初めてのLive観戦。ノリノリの大学生も衝撃的だったが、それよりも生音のデカさの方により驚いた。

初Live体験で気をよくした俺は、よし、これからもエコーズを応援していくぞ!! と誓ったのもつかの間、何とまさかの解散宣言!!! Liveの数ヶ月後だったような気がする。


であれば、解散Liveだけは見届けよう!ということで、同級生3人と東京へ。
忘れもしない1991年5月26日の日比谷野音。

席は、真ん中あたり。
淡々と演奏していくバンドを見ていて、不仲になってしまったことを高校生ながらに察することができた。1曲終える度に、もう生では聴けないのだな〜と思ってしまい、切ない気持ちになっていた。
最後の「Someone Like You」では、感動で涙目になったことを思い出す。


解散後、数年間は、辻仁成氏のCDを買ったり、ソロLiveに行ったりしていたのだけど、俺の嗜好がHM/HR(特に洋楽)になっていたことで、エコーズや仁成氏の音楽から離れていた。

しかし、心の中では、当時の音楽は永遠である。

復活Live、もう、これは行かねばならない。
子どもの世話もあるのだが、妻のおかげで何とか可能になった(感謝!!)。


20年ぶりだよ。俺もそれだけ歳を重ねてきたのだね!

さあ、今から子どもたちをお願いし、福島市まで行ってくるぜ!!!
 






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